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THE SECOND ACT
企画・製作
白い空間で行われた稽古。
演劇にルールはない。
一発撮りの芝居をすること。
ただそれだけである。
今から披露するのは、
稽古を経た二度目の芝居。
一度目とは違う表現での一発撮りで、
何をみせてくれるだろうか。
THE SECOND ACT
とてつもない集中時間からすぐ。僕は、その彼に、あるいはその彼女に魅了され、参考にし、一緒にまた世界を構築する。皆、大きな安堵と共に大きく息を吸い、自分のみで描いてきた世界の膜を破り、新たな空気をその世界に取り込む。この作業こそが、役者たちにとっての答え合わせのようなものであり、新たな発見と、その世界に少しばかりの着色を施すのだ。ここには稽古をする喜びがあって、元々、お芝居というのは、演劇でも映画であったとしても、総合芸術であり、誰かと創造するということが、大前提であり、その瞬間と時間が結局好きなのだ。しかしこの時間の僕の役割は、少しのガイドをするだけで十分で、その道筋に、電灯を建てたり、コンビニのような休憩ポイントをつけたり、その道にある景色の整備をする、ということだけ。たったそれだけに、全力を注ぎたい。
日野祥太
倉持聖菜
「かもめ」
丸山正吾
「世界に明かりが広がる、少し前のこと」
福井夏
「隔たりがあるところには、いつも毒。」
葉月ひとみ
「藍を選んで」
小野川晶
「焦点を燃やして」
江益凛
「届かない、そこの扉よ」
花奈澪
「異色」
江守沙矢
「アフガンの地で田植えを成せたわたしの父親について」
木村葉月
「帰参する」
今川宇宙
「恩と仇」
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