Works

僕は影のあとを追う

2018年6月6日~11日

@劇場momo

お兄ちゃん。

お父さんは人、殺してないよね?

 

罪は罪を生んで、正義は善意の道を誤まって、

途端に罪と罪になって大きくなる。

 

ここは罪で充満してしまう。

 

そんな世界を私は見てしまう。

懐かしい声と歌。

 

救いを求めて、吐き出したい。

許されるなら。仕方がないよね。生きるってね、

たぶんこうゆうことなんだと思うよ。

 

不安とか喜びなんてものはね、

 

下呂と一緒に吐き出してしまうしかなかったのね、

誰かが垂れ流しているだけの血に混ぜてしまうしかなかったのね。

 

ねえ、お兄ちゃん達。そうでしょ?

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希薄

2018年9月12日~17日

@サンモールスタジオ

次第に、ゆっくりと、

時にあっという間に、

東日本大震災が過去のものになっていく。

 

当時の体験談は、

想像する全ての言葉の先をいき、

手を引こうとも、引くことは出来ない。

 

だから、

そっと寄り添いながら、本当の想いを、あるいは隠された真実を、その場で放つことにした。

 

それは、大きな渦となり、繋がり、縁が出来た。

 

「希薄」に、なる。

 

僕たちはいつも。

なってはいけない。

 

時はずっと先に、過去はずっと置いてけぼり。

 

差は開く一方。

また、同じ過ちを繰り返さぬよう、ここに生きている、人達がいる。

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8年目の電話

2019年3月13日~21日

@中野ウエストエンドスタジオ

震災から8年。

もう8年、と僕は思っていたのに、

人は、まだ8年、と言う。

「希薄」に続く、岩手県大槌町。その町にある「風の電話」。

天国の人と、繋がれる電話。ユートピアのように手入れされた佐々木さん邸の庭園にあるその黒電話。

耳を当ててみると、身体中の感情が、一気に溢れ出して来る。

そして彼は言う。聞こえた。君の声が聞こえた。もしもし。
今、知ったよ。

会話って、こんなにも尊いものなんだね。

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二酸化炭素

2019年3月13日~21日

@中野ウエストエンドスタジオ

忘れていく。

 

記憶があるから、忘れていく。

 

家族との繋がり、

友人との繋がり、

他人との繋がりは目に見えない。

 

強く繋いでいたい糸があっても、

感触もなく、切れていたことにすら気がつかない。

だから生きていられる。

 

切れていく糸が目に見えると、人の心はもっと簡単に壊れていく。

 

涙は、唯一目に見える感情。

でもどうしても、

暗闇にいたい、

ずっと、

暗闇で過ごしていたいよ。

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祭典

2019年6月12日~23日

@シアター風姿花伝

2度目の東京オリンピックに湧く現在の日本。

1度目の4年前のメキシコシティオリンピック。

差別に向き合う。

今の日本にいる意味。

差別は遠いもののようだった。

しかし、小さな差別は、常に存在していた。

思い返せば、どこにでも。差別抗議禁止のオリンピックで戦い続けた勇者たちの話。

血から否定される。

それは、どう生きればいいのか、正解など、どこにもない

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もともと特別

2019年9月23日~29日

@中野テアトルBONBON

2019年10月4日~6日

@芸術創造館

私はマネージャー。

国民的と言われたアイドルを担当している。

 

ステージ。

ここは、日常の中に存在する非日常。

 

光はどこまでも届くものだと思っていた。

思っていたはずなのに、

いつか必ず届かなくなることも、知っていたような気がする。

 

人には「心の支え」が必要なんだ。

 

だから日本にはアイドルがいる。

世界一、アイドルグループがある。

 

アイドルが文化、

これは思っていたよりもずっと、

恐ろしいことだと気が付いた

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人生の最後はきっといつも最悪。

2017年11月24日~28日

@自遊空間ホボホボ

でもね、これは多分、ラブストーリーなんだと思うよ。

 

ここには、そこには、いつだって隣に君がいて、

町を歩けば、どこもその風景の中に、あなたがいるんだ。

 

歩いても歩いても僕の隣を、いつも笑って、立ち止まっては笑い、周りの視線なんて気にせず笑う、

目的地に全然着かないじゃん、とまた笑う。

風景に焼き付いて離れないんだ。

 

そんな君は、今、今、どうか、どうか…

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一時間後の、僕。

2017年3月22日~26日

@上野ストアハウス

暗闇になる。

世界はずっと暗闇だと思われる。

 

でも、薄い、薄い膜みたいなものがあって、

どちらかといえば灰色って言われるような世界なんだよここは。

 

「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だー!」

 

憧れた。

 

目が見えなくても、見えたんだ。

 

美しい光栄が、頭の中に描かれた。

目に見えるだけが実況じゃない。

 

みんなの頭の中にまた一つ、

同じ世界のような、全く新しい世界。

 

美しいものはいつも人の心を動かすんだ。

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戯曲now

2016年2月25日~29日

@SPACE雑遊

一緒に映画を作ろう。

映画は、どこにだって行けるんだ。

宇宙にでも、江戸時代にでも、未来にだって行けるんだ。

そんな楽しいものあるか、なぁ。一緒に作ろうぜ、映画。

は?それって映画の中だけの世界って事分かってるよね?

 

その世界を作り出すためにどれだけこの現実社会の世界の人達の労力が必要かって事、理解して言ってる?

やりがい搾取って言うんだよそれを。

━━でもきっと、映画がなければ、生まれなかったこの感情、そして2人の友情。青春と現実に挟まれた"今"だから出来ることを、しようと決めたんだ。

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ほな、また。

2015年4月2日~5日

@Taccs1179

「CQ、CQ、誰か聞こえますか」

 

どこかから聞こえて来る声。

湯気が漂う銭湯屋。

 

ずっと、店の隅に置いてあった古くもう使わなくなった無線機。

 

そこから聞こえてくる、

聞いたことのない声、

次第に分かってくる真実。

 

それは、昔死んだ父の声だった。

 

時間と時間は、ひょんな事からぶつかり、混じり合う。

 

悲しくも、温かい、家族の愛と、田舎のご近所さん特有の関係性が織り成す奇跡。

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